100年生きたら

徳之島伊仙町木之香の廣島さん

伊仙町木之香(きのこ)集落に住むそろそろ100歳かな、廣島員代さん。

『金着袋』なる宝袋の作家さんで、SKY CAFEで販売させていただいております。

徳之島空港で偶然出会い、その時に戴いた宝袋がとても可愛くて、廣島さんがイキイキキラキラした表情で楽しく強い想いを込めて制作しているお話を伺ううちにお取り扱いさせてほしいと申し出ましたら更にピッカピカに輝いた表情で了承してくださいました。

元教師らしいご丁寧なお電話でのやり取りは一方通行ですが、シャキシャキお話されテンポよく最後には常々私の健康をお天道様に祈っている~ガチャ切り終了。

少し前にはご長寿特集でテレビに映るからと嬉しそうに話して、全国デビューされていました。

お手紙もくれます。

お天道様がつないでくれたご縁の方 親愛なる ~様へ  ひろしま

美しい言葉が連なった便箋たちこそ私の人生の宝物です。

廣島さんは金着袋に入れる宝貝(大昔はお金として使われた貝)も自分の足で海へ探しに行っています。

綺麗で程よいサイズの貝を探して浜だけではなく、潮が引いたリーフ内も歩くそうです。

体幹が鍛えられ、潮風を全身に浴びて大自然と一体になっている姿が浮かびます。

拾って綺麗にしたら貝を『お天道様』にお供えして祈るんだそうです。

私の元気も廣島さんのお祈りが効いていますから生き証人です。

暖かくなったら廣島さんを誘ってお礼したいですね。

100年生きたら、どんな感じなんだろう。

徳之島のために自分の経験を活かしてもらいたい。

廣島さんから何度も出る言葉です。

 

この記事を書いた人

宇都恵美